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アクション「とび丸マーチ:ブッ飛び周る街」

2013.11/9

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展覧会概要

タイトル: アクション「とび丸マーチ:ブッ飛び周る街」

会期: 2013.11/9

時間: 14:00〜17:00

会場: ARTZONE → Antenna Media

企画: 山下拓也展「弱弱様」関連イベント

とび丸マーチのアクションについて


山下拓也展「弱弱様」の展示作品、通称 “とび丸くん”(註1)が、観光シーズンも強まる秋に、京都の街に出た。それはARTZONEから作品をすべて人力で運び出し、「弱弱様」展の同時開催会場であるAntenna Mediaまで運び込むというアクション。
その場所で作品の各パーツ(顔や胴体、装飾物など)を組み立てて、はじめて “とび丸くん” の全体像をみることができる。それまでにARTZONEはいわばファクトリーとなって、資材として2階の展示スペースの壁面を提供し、会期中には展示物として制作されたパーツを保管していた。そしてついに11月9日の14時より、期間限定で出荷された。

参加した約10人の有志は、各パーツを抱えて、三条から鴨川の流れに沿うように幾つもの橋をくぐり、道中でつまずきながらも、無事にパーツを運び出した。何とか五条まで… という想いの他、考えられることはない(キャッチーなキャラクターのパーツは、想像するより重く、持ちにくい)。
途中、作家の山下拓也自身が、2メートルあるパーツを肩に担ぎ上げ、ひとりで川沿いを走り抜ける様子もみられる。不思議な光景に、街中の子供や大人からも注目を集めた。
2時間弱かけて運搬した後には、すぐさま作家本人によって “とび丸くん” の組み立てが行われた。ブラックライトの下、作品はあっという間にかたちになった。

翌週末に再びARTZONEへ戻されるまでの8日間限定で立ち上がった “とび丸くん”。よくみれば、今回のアクションによってできた傷跡をつけて光っていた。
期間の終わりには、さらに傷をつけてARTZONEの壁面に戻ってくるのだろう。


註1: 作品名『京都フリューゲルスの作り方(Antenna Mediaに展示する作品を、ARTZONEの壁を使って制作する)』


文=松尾若葉(京都造形芸術大学 アートプロデュース学科 2回生)