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未来の途中プロジェクト2017「ゴーストに矛と盾」

2017年12月9日(土) - 12月24日(日)

  • ARTZONEWEB(大)
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  • ARTZONEWEB石黒
展覧会概要

タイトル: 未来の途中プロジェクト2017「ゴーストに矛と盾」

会期: 2017年12月9日(土) - 12月24日(日)

時間: 平日 13:00-20:00 /土日祝 12:30-20:00 会期中無休

会場: ARTZONE

企画: 京都工芸繊維大学美術工芸資料館、京都造形芸術大学ARTZONE

■展覧会概要
京都造形芸術大学アートプロデュース学科が運営するARTZONEでは、未来の途中プロジェクト2017「ゴーストに矛と盾」を開催致します。

本展は、京都工芸繊維大学美術工芸資料館が2013年度から2016年度まで若手作家の成長支援を目的に実施していた「未来の途中」プロジェクト4期生の中から選抜された石黒健一と守屋友樹の作品を展覧するものです。

ゴーストに矛と盾 - 目には見えない対象、見えはしないけれどそこにあるという予感はしっかりと感じられる存在を、美術作家はどのような作品にすることができるのでしょうか?ひとつには、見えないけれどこういうものが存在すると言い張って、その姿を描き出したり象ったりするといった方法があるでしょう。しかしその方法は、目に見えない対象を無理やり見えるようにしただけであって、見えないものが見えないときに持っていた不気味さや捉えがたさを捕まえることができないように思えます。

一方、本展の出品作家のふたりは、見えないものに向かって、いま書いた方法とは違った仕方でアプローチします。

これまで彫刻家として、彫刻と呼ばれるジャンルの特性や自身の取り扱う素材の歴史性をめぐって思考を続けてきた石黒は、本展において、ともにその時代の人類の技術的な到達点を示す原始的な祭器と現代の今日的な製品とを、眩い光の中で半ば暴力的に遭遇させるインスタレーションを発表します。

写真家でありながら目に見えない出来事の予感や世界の運動を成り立たせている時間性に焦点を当ててきた守屋は、自宅で小鳥の声を不意に聞き取った経験と自身の難聴経験とを契機に作られた、写真と映像から成るイスタレーションを発表します。

彼らふたりに共通するのは、ふたりの作品がともに相対立する要素からなっている点です。石黒の作品における人工物と自然物、あるいは物質と光の交差。守屋の作品における見えているものと聞こえているものの相克。このようにふたりは、対立するものが重なり合うその内側に、目に見えないものへの回路を開こうとするのです。

そのようにしてふたりが作る回路の先に何が立ち現れるか、ぜひご高覧ください。

■関連イベント

アーティストトーク
出演:出品作家+福元崇志(国立国際美術館研究員)
日時:12月16日(土)18:30-20:00
会場:ARTZONE
入場料:無料

■出品作家略歴

石黒健一 ISHIGURO Kenichi

1986年神奈川県生まれ。2009年京都造形芸術大学彫刻専攻卒業。2010年福井県伝統的工芸インターンシップ若狭瑪瑙研修参加。2011年広島市立大学大学院博士前期課程現代表現領域修了。主な展覧会に「BankART LifeV 観光」(2017年、BankART Studio NYK/神奈川)、「未来の途中の星座 美術・工芸・デザインの新鋭9人展」(2017年、京都工芸繊維大学美術工芸資料館/2017年)、個展「TAUTOLOGY」(2016年、VOU/京都)、「KUAD graduates under 30 selected」(2014年、Galerie Aube/京都)、「アートアーチひろしま2013サテライト企画 建物の生態」(2013年、本川小学校平和資料館他/広島)など。

 

守屋友樹 MORIYA Yuki

1987年東京都生まれ。2010年日本大学藝術学部写真学科古典技法コース卒業、2012年京都造形芸術大学大学院 修士課程芸術表現専攻修了。主な展覧会に「未来の途中の星座 美術・工芸・デザインの新鋭9人展」(2017年、京都工芸繊維大学美術工芸資料館/京都)、個展「 "still untitled & a women S"」(2016年、KYOTO ART HOSTEL Kumagusuku/京都)、個展「gone the mountain / turn up the stone:消えた山、現れた石」(2015年、Gallery PARC/京都)、「ARTIST WORKSHOP @KCUA 『The Catalogue:川内 倫子ワークショップ成果発表展』(2015年、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA/京都)、「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD#4_NEWVISION#1」(2015年、G/P Gallery/東京)、「KUAD graduates under 30 selected」(2014年、Galerie Aube/京都)など。その他の活動に、演劇公演「石|溶けちゃってテレポート、固まってディレイ」(2016年、アトリエ劇研。和田ながらとの共作)など。

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主催:京都工芸繊維大学美術工芸資料館

協力:京都造形芸術大学アートプロデュース学科

企画:京都工芸繊維大学美術工芸資料館、京都造形芸術大学ARTZONE

コーディネーター:安河内宏法(キュレーター)川名佑実、栗田野乃花(京都造形芸術大学アートプロデュース学科3回生)