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Exhibition & Event

未来の途中プロジェクト2016「手立てと方便/Method and Expedient」

2016年12月3日(土)- 12月25日(日)

  • ARTZONEWEB(大)
展覧会概要

タイトル: 未来の途中プロジェクト2016「手立てと方便/Method and Expedient」

会期: 2016年12月3日(土)- 12月25日(日)

時間: 平日13:00 − 20:00 土日祝12:30 − 20:00 会期中無休

会場: ARTZONE

企画: 京都工芸繊維大学美術工芸資料館、京都造形芸術大学ARTZONE









■ 展覧会概要 OUTLINE
京都工芸繊維大学美術工芸資料館が若手作家の成長支援を目的に実施している「未来の途中」プロジェクトの3期生として、公募と推薦によって集った10名の作家たち。彼らは昨年度、「未来の途中のリズム−美術・工芸・デザインの新鋭10人」展(京都工芸繊維大学美術工芸資料館、2016年1月から2月)を開催しました。そして今年度、プロジェクト2年目のプログラムとして、京都にある15の大学附属ミュージアムのネットワークである「京都・大学ミュージアム連携」と連動し、京都造形芸術大学ARTZONEならびに京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAとタッグを組み、さらなる飛躍を目指します。

「新しい手段で制作せよ」。京都造形芸術大学ARTZONEでは、日本画の勢野五月葉、版画の河股由希と楠本孝美、漆工芸の吉岡尚美、これまでそれぞれのジャンルの固有性に即したかたちで作品を制作してきた4名の出品作家たちに、こうしたインストラクションを課しました。新しいテーマ、新しいモティーフ、新しいコンセプト。次なるステップを目指す若手作家たちは、常に自身にとって「新しい」何かを模索し、日々実験や研鑽を重ねています。その中で本展が「手段」に着目するのは、それぞれの作家が制作の際に用いる「手段」が、各作家の制作に対する考え方や振る舞いを規定していると考えるからです。

たとえば、丹念にデッサンを行ってから制作にのぞむ画家が、デッサンなしで絵を描くとき、どのような変化が起こるのでしょうか。あるいは版画家が支持体を変え、平面ではないものにイメージの転写を行うとき、どのような作品ができあがるのでしょうか。

自らが慣れ親しんでいる作品を制作する際の「手立て」を一旦手放して、仮の手段である「方便」を使ってみること。そうすることで、それぞれの作家が無意識的に行っていた慣行を捉え返すこと。あるいは「方便」を使ってもなお残る各作家の個性を明らかにすること。

本展での試みが、それぞれの作家の「未来の途中」に、さらなる展開を導くことを期待しています。



会期: 2016年12月3日(土)— 12月25日(日) 会期中無休
Exhibition Period: Saturday,3 December—Sunday,25 December, 2016, Open everyday

時間: 平日13:00 − 20:00/土日祝12:30 − 20:00
Open Hours: Weekday 13:00-20:00/Weekends&National Holidays 12:30-20:00

会場: ARTZONE(河原町三条)
Venue: ARTZONE (Kawaramachi Sanjo)


■ 関連イベント EVENT
アーティストトーク
ゲストに、ニシジマ・アツシ氏(サウンド・アーティスト)をお迎えし、出品作家を交え、トークを行います。
日時: 2016年12月11日(日) 14:00−16:00
場所: ARTZONE

 

■ 出品作家略歴 BIOGRAPHY
河股由希 KAWAMATA Yuki
1987年京都府生まれ。2013年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画領域版画修了。主な個展に「河股由希 個展」(2013年、Gallery dead space京都精華大学/京都)。主なグループ展に「アートアワードトーキョー丸の内2013」(2013年、行幸地下ギャラリー/東京)、「伊藤学美×河股由希」(2013年、ギャラリー恵風/京都)など。主な受賞歴に「京展 京都市美術館賞」(2011年)、「京都市立芸術大学作品展 奨励賞」(2013年)など。

楠本孝美 KUSUMOTO Takami
1985年長野県生まれ。2013年京都市立芸術大学大学院美術研究科版画修了。主な個展に「赤 は、の いち ご あ なた で ある。」(2010年、GALLERY ARTISLONG/京都)、主なグループ展に「トーキョーワンダーウォール公募 2013」(2013年、東京都現代美術館/東京)、「科学のあとに詩を書くこと」(ギャラリー16/京都)、「Un amour ── もうひとつのアムール」(2011年、Gallery PARC/京都)など。

勢野五月葉 SENO Itsuha
1989年京都府生まれ。2015年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了。主な個展に「いま/ここ」(2013年、studio J /大阪)。主なグループ展に「ARTOSAKA アートでねむる、アートで目覚める」(2013年、ホテルグランヴィア大阪/大阪)、「飛鳥Art Village」(2013年、奈良県立万葉文化館/奈良。明日香村にて10日間のアーティスト・イン・レジデンスに参加後展示)、「第1回続『京都日本画新展』」(2014 年、美術館「えき」KYOTO/京都)、「ARTIST WORKSHOP @KCUA The Hundred Steps 成果発表展/ SHOWCASE」(2015年、京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA /京都)など。

吉岡尚美 YOSHIOKA Naomi
1982年福井県生まれ。大阪美術専門学校絵画専攻及び京都伝統工芸大学校蒔絵コース卒業後、下出蒔絵司所入所、下出祐太郎氏に師事。2013年「京もの認定工芸士」認定。蒔絵師として、伝統的な技術を継承し新しいものへと展開したいという想いで修行に励む。

 

■ クレジット CREDIT
企画: 京都工芸繊維大学美術工芸資料館、京都造形芸術学ARTZONE
コーディネーター: 北島曜、宮﨑祐奈(京都造形芸術大学アートプロデュース学科3回生)、安河内宏法(京都工芸繊維大学美術工芸資料館特任助教)
デザイン: 岡達也