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シリア・失われた故郷 ―鈴木雄介写真展―

2016.1/9〜24

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展覧会概要

タイトル: シリア・失われた故郷 ―鈴木雄介写真展―

会期: 2016.1/9〜24

時間: 平日 13:00〜20:00 /土日祝 12:30〜20:00

会場: ARTZONE

企画: 山田隼也(2013年度京都造形芸術大学アートプロデュース学科卒業生)

>> 企画内容

  世界各地では内戦や紛争が止むことなく、最近では4年に及ぶ内戦が続いているシリアで、日本人2名がISISに誘拐、殺害されるというショッキングな事件が起こりました。さらに2015年9月19日に安全保障関連法案が成立し、日本でも「海の向こうの話」と考えていた“戦争”が身近な問題となり、より真摯に受け入れなければならなくなっています。

本展では、ニューヨークを拠点に様々な写真の仕事をこなしながら、シリアやアフガニスタンなどの戦地を訪れ、写真を撮影している鈴木雄介(1984-)の作品を紹介します。鈴木を戦地にかり立てているのは、「戦争とは何か」を知りたいという知的好奇心です。戦地で鈴木は「実際に物事が起っている場所に自分の身を置き、見て、聞いて、触れて、感じる」ことの重要性を学びます。また、苦境に立たされている人々の生活に入り込み、カメラを向けた人間の責任として、その状況を多くの人に伝えなければという強い想いを持っています。

本展では、2013年にシリアの戦闘地帯で撮影した、破壊された街、戦う人々、またそこで生活する人々の写真に加え、2015年にレスボス島で撮影したシリア難民の実情を取材した最新作を展示します。遠い海の向こうの話ではなく、確かにそこにある「現実」として受けとめてもらいたいと考えています。また2015年9月19日に安全保障関連法案が成立した日本において、本展覧会が戦争や平和について何かを考えるきっかけになればと希望しています。

 

>> EVENT
1/9(土)18:00~ オープニングパーティー
1/14(木)13:00~16:00 公開授業/聴講自由 講師:竹内万里子(写真評論家/京都
造形芸術大学美術工芸学科 現代美術・写真コース准教授)
1/17(日)14:00〜 トークイベント:鈴木雄介が語るNYで写真家として生きること
1/24(日) クロージングイベント:鈴木雄介とナジーブ・エルカシュ(シリア人ジャーナリスト)による対談 14:00~

 

>> 作家プロフィール

鈴木雄介
1984年、千葉県出身。ニューヨークを拠点に活動するドキュメンタリーフォトグラファー。またミュージシャンのジャケット写真など様々なジャンルの写真撮影でも活躍。


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受賞歴

・PROFESSIONAL PHOTOGRAPHERS OF THE YEAR 2014 OF THE POLLUX AWARDS
・The Worldwide Photography Gala Award's "7th Pollux Award" - 1st prize - Humanitarian Documentary Category Professional, 2014
・2014年 スミソニアン協会 アメリカ国立自然史博物館での写真展に写真を寄贈
・2013年 世界中から100人の選ばれた若手写真作家のみが参加する『Eddie Adams Workshop』に選出される
・2012年 『エプソンフォトグランプリ』ファイナリスト
・2012年 『京都市公募事業 人権写真コンテスト』受賞
・2011年 『ボストン報道写真協会カレッジコンテストピクチャーストーリー部門』1位、スポットニュース部門、佳作
・2011年 『ハーバード大学Pluralism Photo Contest』大賞
・2011年 『The Society of Publication Designers Virtue & Vice Student Competition』2位

 

>>展覧会スタッフ

山田隼也(関西大学大学院修士課程文学研究科総合人文学専攻芸術美術史修在籍/2013年度京都造形芸術大学アートプロデュース学科卒業生)、寺嶋隆人、島田真親、宮浦亜央衣、宮崎祐奈(京都造形芸術大学アートプロデュース学科)