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岸井大輔による「世間にアートは可能か?」

2014.9/16

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展覧会概要

タイトル: 岸井大輔による「世間にアートは可能か?」

会期: 2014.9/16

時間: 19:00〜21:00

会場: MEDIASHOP

企画: 岸井大輔 & picasom with ARTZONE

▼アウトライン

岸井大輔による「世間にアートは可能か?」
日程: 9月16日(火) 19:00〜21:00
場所: MEDIASHOP
参加費: 500円
定員: 30名(予約不要)
お問い合わせ: info@artzone.jp

 

▼コンセプト

日本には社会はなく、世間がある。世間とは、お返しと身分によってできあがった、ルールとか個人の通用しない人間関係だ。

アートは、西欧の近代社会でうまれ、その広がりとともに世界に広がった。しかし、近代社会よりも世間が強い日本において、アートは着地する先がない。

全国を回り、現場に密着しながら、アートと世間をつなぐ方法を考えている劇作家の岸井大輔によるレクチャーが1時間、それを踏まえ会場とのトークを1時間し、京都の世間にあわせたアートプロジェクトの可能性を探ります。

 

▼プロフィール

岸井大輔

1995年より、他ジャンルで追求された創作方法による形式化が演劇でも可能かを問う作品を制作している。代表作『P』『potalive』『文』『東京の条件』。
1970年11月生。最初の記憶から人形劇をしている。小学校ではままごとと学級会演劇に明け暮れる。
1982年開成中学入学。演劇部で小劇場と諸現代芸術を見ながら、演劇だけが近代芸術であることに疑問をもつ。
1989年早稲田大学大一文学部入学。1995年に演劇以外の芸術ジャンルは、そのジャンルを定義することでジャンルそのものを問い直した先達が現代芸術を創った(美術におけるバウハウス・デュシャン、音楽におけるシェーンベルク・ケージ・シェーファー、ダンスにおけるラバン・フォーサイスのような)が、演劇にはいないことが、演劇が近代芸術である原因だと確信する。あるいは芸術におけるモダニズムの完遂を「創作方法によるジャンルの形式化」と捉え、われわれの世代の演劇人の歴史的役割はこの問題と向き合うことだろうと考え、創作の指針とする。
1995年から、スタニスラフスキーシステムなどの演劇創作の方法論を形式と捉え、演劇概念を拡張する試行を開始。記憶の再生が演技を生み出す事そのものを演劇と見なすプロジェクト『記憶の再生』、判断を全てサイコロに委ねる演劇『P』などを発表。その過程で、演劇を「人間の集団を素材とする」と定義。人間集団として、「まち」を捉え、まちが表現する状況を設定する作品群『POTALIVE』、人間集団へ出入りする場を演劇として提示するシリーズ『LOBBY』、集団が良い劇を創作する方法の一つを形式化したワークショップのシリーズ『作品を創る/演劇を創る』、日本集団を日本語を通して捉えるプロジェクト『文(かきことば)』などがある。
2009年から2012年には、東京における公共を考えるために、ハンナアーレントの『人間の条件』を戯曲と見なし都内で上演するプロジェクト『東京の条件』実施。会議体/準備室などの諸プロジェクトを通し、人間集団を創る作品を手掛ける。
2013年上演を『人間集団を美的に捉えそれに立ち会うこと』と定義した。